「あれ?これ、Andy Wahol(アンディ・ウォーホル)?」とつい思ってしまうこのアート。
ポップアートの代表作でもある「キャンベルのスープ缶」にローレックス、ハイエンドブランドのロゴを落とし込んだHagan Brothersの作品がポップでいい感じ。
ヒップホップに例えたら、古いソウルのレコードをサンプリングして新しい曲を作るみないな、、、過去の素晴らしい作品をリスペクトしつつ、それをベースに取り入れ自分たちなりのエッセンスを組み込んだアートを再構築する。そんな雰囲気を感じます。
Hagan Brothersの「Fashion Soup」シリーズ
オーストラリア出身で、現在ニューヨークを拠点に活動するアーティストHagan Brothers。その名前からも分かるように、彼らはJoとGraemeという兄弟。お父さんのRobert Hagenも印象派の画家だそうです。
彼らのウェブサイトを見てみると、その作風はディズニーや日本のアニメーションのキャラクターなどを描いたイラストと伝統的なアートの手法が1つの作品に大胆にコラージュされていて、混沌としてるけどポップな印象を受ける作品が多く、ポップアートからの影響も強く感じます。
キャンベルのロゴ部分が、ロレックス、ディオール、カルティエ、シャネルに。
それぞれが、さまざまなモチーフで複製されてたりします。
この「Fashion Soup」シリーズは、6月17日〜7月5日までニューヨークのKrause Galleryで開催されていた”Hagan BrothersとJoe Suzukiというアーティストのエキシビション「Life Imitates Art」に出展されたもので、Krause Galleryのオンラインショップでは、375ドルで販売中です。
Image Credit : Hagan Brothers