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パナマ帽ができあがるまでを描いた高級帽子ブランド、ボルサリーノによるショートムーヴィー・シリーズ

毎年、夏が近づいてくると気になってくるアイテム「ストローハット」。日本語で言ったらいわゆる「麦わら帽」。

その中でも「パナマ帽」は、「ストローハット」の代名詞として男性にとっては”ダンディー”で”粋”な、また女性にとっては”フェミニン”で”カジュアル”な装いを演出をしてくれる夏の必携ファッションアイテムとして人気がありますよね。

実は、「パナマ帽」と言っても起源はパナマではなく、1835年にエクアドルで生まれたとされています。その歴史は数世紀前までに遡りエクアドルの人々が被っていた、トキヤ草によって編まれた帽子に端を発し、その名が世界中に知れ渡ったのは、1914年にルーズベルト大統領がパナマ運河訪問時に着用したのがきっかけだそうです。

800m級の山にある農場で栽培されるエクアドル発祥の植物であるトキヤ草の柔らかい内側部分のみを原料として使用して、大鍋で茹で、吊して乾燥させ、その後編み込み、再び乾燥するのを待ってから染色し型にはめて成形して、最後にベルトなどの装飾品を付けて完成します。

高級な「パナマ帽」は、その全てが職人の手作業で行われて1つの帽子が仕上がるまでに数ヶ月もの時間を要するほど手の込んだものなんです。

そんな「パナマ帽」の出来上がるまでの工程をとらえた映像を高級帽子の最高峰と言われるイタリアの名門老舗ブランド「Bolsalino (ボルサリーノ) 」が、「The Borsalino Straw Hats Journey」としてショートムーヴィーをシリーズで公開してます。

6編ある映像の中の4作品が現在公開中で、収穫されたトキヤ草を茹でて乾燥させ、草を編み込むまでを見ることができます。

とても短い映像ですが、これらを見るとエクアドルの人々が一つ一つの端正に作ってくれてる「パナマ帽」が欲しくなってきますね。

次回は、オススメの「パナマ帽」をセレクトしてみたいと思います。

Episode 2 : The Bleach and the Fraying

Episode 3 : The Beginning of the Weaving

Episode 4 : The Finishing of the Weaving

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