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ドラム缶から作られる最高に心地よい音色の楽器、スティールパンのことを描いた映画

これは観たい!

カリブ海最南端の島国トリニダード・トバゴ共和国で発明された、ドラム缶から作られる楽器、スティールパンを題材にしたドキュメンタリードラマ「Pan! Our Music Odyssey」が「スティールパンの惑星」という邦題で9月に日本公開されるそうです。

20世紀最後のアコースティック楽器

Image Credit : ilovetrini.net

トリニダード・トバゴ共和国で発明されたスティールパンは、「20世紀最後にして最大のアコースティック楽器発明」と言われてます。もともとトリニダード・トバゴ共和国が石油産出国ということもあって、身近にたくさんあったドラム缶を使い、その底面をハンマーで叩いて凹ませて音の配置をつけたもの。

聞いたことのある方なら分かると思いますが、独特の倍音を含んだ楽園に誘ってくれるようなその音色は本当に心地よいですよね。

世界三大カーニバルのひとつとされ、毎年2~3月のカソリックの暦に合わせて首都ポートオブスペインで開催される「トリニダード・カーニバル」では、スティールパンの世界大会「パノラマ」(ナショナル ・スティールバンド・パノラマ コンペティションの略)も行われ、世界各国から“パンプレイヤー”と呼ばれるスティールパン奏者が集まり、大編成のバンドではその数が100人を超え、大迫力の演奏が繰り広げられその場は熱狂のるつぼと化すそうです。

世界3大カーニバルのひとつとして知られている、トリニダード・トバゴのカーニバルについて

すべては少年たちが、ドラム缶を盗んだことからはじまった

本作品は、1940年代に実際あった誕生秘話を描いたノンフィクションドラマ。

1940年代、イギリスの植民地でアメリカの軍事基地だったトリニダード・トバゴ共和国。そこに住む多くの人々のルーツであるアフリカのドラムを演奏することが禁止されていたため、音の出るものならなんでも叩き、そんなリズムへの情熱からまったく新しい楽器として作り出されたのが、スティールパン。

第二次世界大戦後間もなく、音楽への情熱に突き動かされた少年たちが、廃棄物だったドラム缶を盗んだことからはじまったという史実に始まり、スティールパンの歴史に深く関わるレジェンドたちのインタビューやドラマシーンを交えながら、カーニバルのパノラマでの演奏シーンなどが織り込まれ、様々な角度からスティールパンの魅力を捉えてくれている作品だと思います。

カリブや南国音楽好きには、たまらない作品ですね。

公開は、2017年9月23日(土)よりアップリンク渋谷にて。

楽しみに待ちましょう!

スティールパンの惑星

監督: ジェローム・ギオ&ティエリー・テストン
脚本: キム・ジョンソン プロデューサー:ジャン・ミッシェル・ジベ
音楽ディレクター: ティエリー・プラネル
録音プ ロ デ ュ ー サ ー: 渡 辺 洋 一
キャスト: レイ・ホルマン、アンディ・ナレル、レ ン“ ブ グ ジ ー ”シ ャ ー プ 、レ ナ ル ド “ レ ッ ド ”フ レ ド リ ッ ク 、エ ヴ ァ ・ ゴ ー ル ド ス テ ィ ー ン 、 二 ノ 宮 千 紘 、ジ ョ バ ン ニ ・ ク レ ア モ ン ト
(2015年/トリニダード・トバゴ/英語、日本語、フランス語/カラー/80分/16:9/原題:PAN! OUR MUSIC ODYSSEY)

(C)CaribbeanMusicGroup/Winds/Santimanit


pan-wakusei.com

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