アートと音楽とコーヒーのおいしい時間を過ごしてきました。
こんにちは、GOOD THINGS GOING管理人(@GOODTHING_GOING)です。
昨日、「Weekly Good Things:今週見つけた”グッドシング”」にも取り上げたイラストレーターOKATAOKA(オカタオカ)さんの個展「SEA AND HIM」を見るためにPADDLERS COFFEE(パドラーズコーヒー)に行ってきました。
アナログレコードの音も心地よいポートランドスタイルのウッディな落ち着く空間
お店のことは以前から知っていたけど、PADDLERS COFFEE(パドラーズコーヒー)に伺うのは初めて。
小田急線の代々木上原駅から行くと、瀟洒な住宅が立ち並ぶ坂道をしばらく登って8分ほど歩いたところにお店があります。
自転車でふらっとやってくる近所さんも多そうで、お店の外壁に取り付けられた自転車のサインがかわいい。エントランスの先にはテラス席もあります。
そして、お目当の個展「SEA AND HIM」の手書き看板。
この日は、日差しも強く午前中からかなりの暑さ。
冷たいものを飲みたいところですが、初めて行くコーヒーショップでは、そのお店の「顔」でもある定番のホットコーヒーをまず頼むのが自分のモットー。
PADDLERS COFFEE(パドラーズコーヒー)は、アメリカ西海岸ポートランドに本拠地を構えるSTUMPTOWN COFFEE ROASTERS(スタンプタウンコーヒーロースターズ)の正規取扱店でもあるので、やはりここはオーソドックスに行きたかったというわけです。
ということで「本日のコーヒー」の「エチオピア」と、まだお昼前だったけどお腹も空いたので「ホットドック」をオーダー。
店内には、DIYで作られたようなレコードシェルフに設置されたターンテーブルから、アナログレコードでプレイされてる音楽がちょうどいい音量でかかってます。行ったときには、ゆったりしたソフトロックっぽいものがかかってました。
カウンターや壁、テーブル椅子に到るまで、そのほとんどが質感の良いウッドで統一され、穏やかなで落ち着く空間で飲むフルーティーで香りのいいコーヒー。外の暑さも忘れてしまいます。
ほどなくして、やってきた「ホットドッグ」。
これがまた絶品。
肉の旨味が凝縮されてて、一口食べるとその肉汁がかなり出てくる特大のソーセージと、それど味の濃くないやさしい感じのザワークラウト、そしてもっちりとしたパンが絶妙のバランスでした。
OKATAOKA(オカタオカ)個展「SEA AND HIM」
食欲も満たされたところで、本日の目的であるOKATAOKA(オカタオカ)さんの作品を鑑賞。
OKATAOKA(オカタオカ)さんは、イラストレーターとして数多くの雑誌やCDジャケット、広告等のアートワークを手がけてて、またファッションブランドとのコラボアイテムなども出されてて、またバンド「水中図鑑」のメンバーとしても活躍しているアーティスト。
彼の創作の原点には海を愛した父の存在があるそうで、今回の個展ではそんな大きな影響を与えてくれた「彼」(お父さん)について描いた作品が展示されています。
ちなみに、この個展はREADAN DEAT(広島県)で6月に開催された「SEA AND HIM」に新たな作品を加えた特別展でもあるそうです。
OKATAOKA(オカタオカ)さんの作品には、ポップでかわいいものが多い。でもそれだけじゃなくて、独特な色使いとか、エスニックなエッセンスとかポップカルチャー的なセンスが共存している感じ。
モチーフとしてよく使われてる動物ものに加えて、今回の作品には特にパームツリーがフィーチャーされてます。それが、淡いブルーの色使いをあいまってノスタルジックなムード醸し出してもいたり、少し時間が止まったような和んだ気分にさせてくれます。
最後に
気づくと、お店にもお客さんが結構増えてました。
お客さんとお店のスタッフの方とのコミュニケーションもとてもアットホームな雰囲気で、そんな空間で、心地よい音楽を聞きながら、おいしいコーヒーを飲みつつ、素敵なアートを鑑賞する、なんとも贅沢な時間を過ごすことができました。
OKATAOKA(オカタオカ)さん個展「SEA AND HIM」は、9月3日(日)まで開催されてます。
PADDLERS COFFEE(パドラーズコーヒー)、また行こうっと。
ではまた。
PADDLERS COFFEE
東京都渋谷区西原2丁目26-5
営業時間/午前7時30分〜午後6時
定休日/毎週月曜日
www.paddlerscoffee.com